ミャンマー・カチン州のモガウンに
エイズで両親を亡くした子供たちに孤児院を建設します。
【支援のお願い】
みなみYMCAとみなみワイズメンズクラブでは過去5年にわたり、ミャンマー・カチン州のモガウンYMCAを通してエイズで両親を亡くした36名の子どもたちを対象に学費や医薬品の支援を続けてきまた。
祖父母や親戚に引き取られている孤児たちは、電気もない、穴の開いた茅葺屋根の家で生活し、年老いた祖父母が、細々と野菜を売ったりするお金で生活をしています。もちろん、学費も払えず、学校に行けない子どもたちがたくさんいます。中には全く身寄りの無い子どもたちがいます。
モガウン地域には児童福祉法もなく、養護施設も全く無いことから、行政が子どもたちを保護できるようになるまでの間、みなみYMCA運営委員会はミャンマー支援特別委員会を設置してみなみワイズメンズクラブと共に、現地モガウンYMCAに協力し「エイズで両親を亡くした子どもたちのための孤児院」を開設し運営に協力することにいたしました。
建設及び施設の維持に関して皆様の温かなご支援をお願いいたします。
【なぜエイズ孤児ができるのか・・・ 】
ミャンマー最北部に位置するカチン州は金やヒスイ、ルビーなどが採集でき、チーク材等の森林資源に恵まれています。
その作業現場で重労働を強いられている村人(少数民族のカチン族)たちに麻薬ブローカーが麻薬を安価な値段で与え中毒させて賃金を巻き上げることが日常化しています。
村人は重労働の辛さから麻薬を打つのです。
エイズ感染者が使用した注射針を使い回すことでエイズが蔓延しています。親がエイズに感染し死亡することにより子どもたちが孤児として取り残されるのです。
【これまでの支援の経緯は・・・ 】
2011 年より、ミャンマーのモガウンYMCA が行っているエイズで両親を亡くした孤児への生活支援の為に現地への訪問、支援を行っています。
当初は孤児への学費の支援として年間30 万円と古着を届ける事からスタートしましたが、現在でも古着を届けると共に学費の為の年間40 万円の支援金を届ける活動が継続しています。
現地を訪問するたびに孤児の数が増えたり、内戦が激化する等で新たな問題も増えたりし、現地の通信インフラも劣悪で連絡も中々つかない状況があります。
現地を訪問した際に感じた事で、日本語が分かる現地の人がいる事で意思の疎通が高まり、私達の支援活動の幅も広がる事から、日本の福祉を学びたいという意欲を持った若者を留学生として受け入れる事が実現しています。
【現地での責任者は】
ミャンマー・カチン州のモガウンYMCAの理事会がエイズ孤児支援プロジェクトの責任を負います。現地で実務を担うのはモガウンYMCAのNaw Ja 総主事です。
【建設募金】

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孤児院建設募金の寄付をお願いいたします。
建設費 約50万円
バンブーハウス2階建て20名収容
*モガウンYMCAチャイルドケアセンター内の自前の土地に気象風土に適したバンブーハウス(竹を編んだ壁)の建物ですので比較的安価です。
YMCA窓口で現金でご寄附いただく方法と指定の口座にお振込みいただく方法があります。
振込先 | ゆうちょ銀行 |
記号 | 17120 |
番号 | 13413461 |
口座名 | みなみYMCA国際地域活動 |
お振込みの場合、恐縮ですが、振込手数料のご負担をお願いいたします。
尚、登録用紙への記入をお願いいたします。