3月15日は熊本みなみワイズメンズクラブの例会がありました。
今回はお二人のビジターがありました。僕も久しぶりにビジターをお連れしました。卓話は能楽金春流(こんぱるりゅう)能楽師の築地豊春氏による”やさしい能の話”という題でお話をして頂きました。
築地豊春氏の声は、マイクを通さなくても遠くまでとおる声でした。また、卓話中は部屋中に凛とした空気が流れていました。
能楽は2001年に日本では初めてユネスコ世界文化遺産として登録されました。
能楽は舞台芸術で、同じ舞台芸術でもオペラやミュージカルは具象化的なものですが、能楽は抽象的なものだそうです(他には歌舞伎、文楽、バレエも)。
能楽は2つに分かれていて、能と狂言があり、能楽では笑いがないそうです(笑いは狂言の方で)。
そして能楽は前もって観る人が勉強しないと理解できないものです。
あの観阿弥・世阿弥の時代から650年位経つそうです。
築地豊春氏には実際に演技して頂きました。5分程度の時間でしたが、とても引き込まれました。
いつかは本物の舞台で能楽を観たいと思いました。